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2024年03月29日
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15時間睡眠。

2009年04月08日

…タイトルの通りなんですね。(汗)
今日瓜々は15時間睡眠しました。アラームもスヌーズも設定したんですけど。

昨日12時に寝たんですけど、起きたのは3時でした…寝すぎ!
おかげで目が腐ってる気がします。 絵が…絵が描けない…!(滝汗)

あぁ、もう…いつも見に来てくれている方に、どう謝ればいいのか。。。
ほんとごめんなさい。(涙)

もう直ぐ学校なのになぁ、ちょっと早起きの癖付けなきゃ…。
というわけで、今日も駄目文ながら短篇をお届けです。

今日は、魔王が待ちくたびれます。













朝、野鳥達が外で囀りを奏でている頃。




まだ静かな二階の部屋は、カーテンを閉めきっていて、外からは様子を伺えない。

何故静かかと言えば、きっと部屋の主は、未だ夢の中なんだろう。



仕方なく外で待っていた所を、偶然クロノの母上に見つけられた。

一応クロノから紹介はしてもらったが、母上から見る私は「無口な恥ずかしがり屋」だと言う。



「恥ずかしがり屋さん、クロノを待ってるの? あの子ったらまだ寝てるわ。」なんて言われて、やはりか…と肩を落としてしまった。

母上は親切にも家の中に招待してくれて、起きてくるのを飼い猫とじゃれながら暫し待った。



しかし、大分待って…もう時刻は10時過ぎ。

そろそろ起きてくるだろうと、私は半ば呆れて、まだ眠るクロノの部屋に足を向けた。


折角会いに来たと言うのに、クロノの母上も苦々しい表情で「ごめんなさいね。」と謝る始末だ。


「…良く寝る奴だな。」


部屋に入る前に扉をノックするが、返事は返ってこない。

扉越しで耳を澄ませば、寝息とクロノが飼っている猫達の鳴き声が聞こえた。


無用心と言うよりは、クロノの性格のせいだろうか、扉の鍵はいつも開いたままである。


「入るぞ」


返事が返ってこない事は分かっている。

部屋に踏み入れれば殺風景な室内、奥のベッドには、まだ眠りから覚めない彼。


顔を覗いてみれば、安らかな表情をしている。

私は自分の口元が緩む事を必死で耐えた。


「クロノ?」


呼びかけると、クロノは自然に重い瞼を開く。

虚ろな瞳と、まだ眠たそうな仕草を見せるが、数秒後に表情は一転。


「ま、ままま…魔王!!?」

「…おそよう。」


寝癖の付いた髪を翻して、飛び起きる。


「な、なんで…。」

「私は会いに来ただけなのだが、お前がまだ起きてないと聞いてな。」


二時間も待った事は、あえて伏せよう。


「急いで着替える!」

「いや、いい。」


クローゼットに手をかけるが、その腕を軽く掴んだ。

クロノは悩ましげな表情を作って、私を見る。


何か、今のお前を見ていると…。


「一日を睡眠で潰すのも、悪くない。」


そう言って腕を引き、腰に腕を回すと、共にベッドへと体を託した。

耳元でクロノが何かを言っているが、全て聞かなかったことにしよう。





二時間待つのは、意外と寂しいものなんだぞ?






「クロノー? …あら、二度寝かしら。」










その後、クロノに会いにやってきたマールに、魔王は襲撃されると言う…。(ぇ)
ルッカの場合は、こういう事(同性愛)に関して、異常な興味を示しそうで怖い。(まてこら)

一度キャラ配置を見直そうかな…?

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